
NST新潟総合テレビ
10月31日に投開票が行われた衆議院議員選挙。新潟3区で勝利した自民党・斎藤洋明さんにお話を聞きます。 【自民党 斎藤洋明さん(10月21日街頭演説)】 「私、斎藤洋明、今回の選挙では自民党を変えるということを掲げて選挙をやらせてもらっています。政治とお金の問題とか、その説明とかですねもっとみんなが納得いくような説明をしてほしいそういうことはたくさんあります。自民党の変えるべきは変えていきます」 Q 自民党の改革、どんな点を改革していきたい? 「自民党は長らく政権をお任せいただいているので、やっぱり様々な意思決定。行政が右に舵を切るのか、左に舵を切るのかという部分で、国民のみなさまから疑念を持たれやすい立場にあることを自覚しなければいけない」 「さらにその上に個別の事件も様々あったわけですから、自民党を変えるためには、自民党自身が変わらないといけない。野党の皆さんからのご批判も非常に大事だと思いますけれども、それ以上に、自民党が内部から変わらないといけない。自己変革しないといけない」 Q 選挙中には、まさに政治と金の問題で疑惑が残る甘利幹事長が応援に入りました。甘利幹事長自身も小選挙区で敗れたが、応援は逆効果ではなかったですか? 「私自身が『自民党を変える』と言っていることは党の幹部も知っている。そのうえで幹事長が来た。党役員も、斎藤が自民党を変えると言っている前提で来てくれたということは、みなさんご理解いただいたんだと思います」 「一方で、甘利幹事長ご自身に向けられた批判の部分については、自民党の議員が評価するのではなく地元有権者が評価をしたわけですが、厳しいご判断をいただいたことも事実」 Q 党改革といっても、結局は派閥の論理で決まるイメージが強い。具体的にどのように実行していきたい? 「たとえば今回の総裁選ひとつとっても、例えば私は党改革をやってほしいという思いで河野太郎さんを応援した。派閥では『みんな岸田さんで』ということはなかった」 「岸田総理自身も今回の選挙結果を受けて、小選挙区で厳しい結果がいくつか出ているので、『自民党がやはり変わらないといけないのでは』と話していると聞いている。私はしっかりオープンな場で議論して、党本部で議論して、それを官邸に届けるような動きをしていきたい」 Q 県内では与野党あわせて11人の議員が誕生。その一方で、県内では9年間大臣が出ていません。国政での存在感を示せていないのでは? 「大臣になることが目的であってはならない。大臣になることは、政策を実現するための手段の1つ。大臣になることも含めて『もっともっと新潟県の国会議員がんばってくれよ』という声があるのは確か。その上で新潟県の抱える課題によっては、与野党の壁を越えて新潟県のために働く場面をもっと有権者のみなさんに示せてもよいのではないか」 Q 斎藤さんはまだ44歳と若い中で、すでに4期目。同期の福田達夫さんは総務会長に。大臣も出ています。斎藤さんとしては党の要職や大臣など狙っているポストはあるか? 「地味なんですけど、自民党本部に『党政治制度改革実行本部』というのがある。まさに党改革の議論を担う部署なので、私はまずはここで仕事をさせてほしい。選挙戦中に党を変えると言っておいて、選挙終わったら内閣に入るのはやはり違う。まずはこのポストで党改革の議論をしっかりやらせていただきたい」 Q その上で、いずれは大臣・総理大臣も? 「それが目的であってはならない。ただ、大臣・総理大臣を目指すことが、自分の理想、そして地元の声を実現するために、最も近道であることは確か。ですので、少なくとも『総理大臣を目指してくれよ』と仲間に言われるような政治活動を行っていきたい」 Q 人口減少問題や経済回復など県政課題が山積する中、4期目の国政でどんなことを実現したいか、また実現してくれるのか。県民に是非約束をお願いします。 「最優先は新型コロナ対策。感染症対策としてのコロナ対策が第一。その上で、コロナで傷んだ経済の再生も優先順位が極めて高い。観光や飲食業に限らず、製造・サービス、さまざまな分野、その経済対策も非常に重要。その先に、地方が人口減少で苦しんでいるなかで、地方創生といっても、まだ地方のためになっていると県民の実感として伝わってこないのが現実だと思いますので、地方のためになるような具体的な政策をやっていきたい」 ここまで、新潟3区で当選した自民党・斎藤洋明さんに話を聞きました。
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