
パナソニックは、1日付けで組織を再編しましたが、これに合わせて1000人を超える社員が早期退職を選びました。
これについて楠見雄規社長は、記者会見で退職を選んだ社員の中には、将来の活躍を期待していた人材も含まれていたとして、組織再編の狙いなどについて社員への説明が不十分だったという認識を示しました。
パナソニックは、来年4月から持ち株会社の下に8つの事業会社を設けることを決めていて、それを前に、1日付けで組織再編を行いました。
再編に合わせ、会社では、7月から退職金を上乗せして早期退職を募集していましたが、1000人を超える社員が応募し、先月末で退職しました。
楠見社長は早期退職の狙いについて、1日のオンラインの記者会見で「組織の再編で仕事のやり方やポジションを変えるのは会社の都合で、それが合わない社員に再スタートを切ってもらおうという制度だった」と述べました。
その上で、「会社が目指す姿を明確に発信していれば、期待していた人まで退職することにはならなかった」と述べ、組織再編の狙いなどについて社員への説明が不十分だったという認識を示しました。
また、今後の経営方針について、楠見社長は利益率などの具体的な数値目標を示さず、目先の利益を追求する経営からの脱却を進める考えを強調しました。
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