
還暦でアストン
IT関係の企業を経営する高澤さんは、このグランドツアラーを2019年4月に購入した。「10カ月待ちました。V8とも乗り比べたんですが、V8はやっぱりAMGっぽくて。アストンならではの味は12気筒の方かなあと」 高澤さんが還暦を迎えた年だ。それには、高澤さんなりのこだわりがあった。 子供の頃から大のクルマ好きだった高澤さんの愛車遍歴は、日産フェアレディZ(Z31型)Tバー・ルーフからスタート。その後、ポルシェ911カレラ、マセラティ・ビトゥルボ、メルセデス・ベンツSクラス、BMW7シリーズ、メルセデス・ベンツCSL、フェラーリ・カリフォルニア、アウディR8などを乗り継いできた。 「若いときは、とにかくポルシェ911に乗りたかった。ショートホイールベースでキュンキュン曲がるクルマが好きだったんです。ところが年齢を重ねてきて、最後はアストン・マーティンだと思うようになりました」 嗜好の変化は仕事で付き合った人たちの影響も大きいと言う。 「アメリカやヨーロッパの人たちとビジネスをすることが多くなり、その人たちからマナーやモノゴトの考え方など、仕事以外の影響をたくさん受けました。こんな風にカッコよくなれたらいいなあと思う人たちにたくさん出会えたんです」 自分も素敵な紳士になりたいという気持ちが強くなればなるほど、そのときはアストン・マーティンに乗っていたいと思うようになった。 「欧米に行くと、クルマと人がマッチしていると思うんです。カリフォルニアでメルセデス・ベンツSLにブロンド女性が乗っていたり、ロンドンで銀髪の紳士がジャガーを運転していたりすると、カッコイイなあと思う。だから、自分もアストン・マーティンが似合う年齢になったら、アストンを買おうと。それが実現できたことはもちろん、感謝しかないですね」
からの記事と詳細 ( 還暦で買ったアストン・マーティンDB11AMR「クルマが人を変えることもある」(ENGINE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3lm7bDR
No comments:
Post a Comment