宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰ったカプセルから採取したガスが、小惑星「りゅうぐう」のガスと確認したと発表した。
JAXAによると、地球圏外から気体状態の物質を持ち帰るのは、世界で初めて。
はやぶさ2のカプセルは6日、オーストラリア南部に着地し、JAXAが回収。カプセル内のガスを採取して分析した。8日には相模原市のJAXA相模原キャンパスの試料分析施設に運んだ。
ガスを詳しく調べると、成分が地球の大気とは異なり、オーストラリアと日本での分析結果が一致したことなどから、小惑星「りゅうぐう」由来と結論づけた。
カプセルからは、黒い砂粒も見つかっている。引き続き、開封と分析作業を続ける。
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