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Friday, December 25, 2020

【中日】大野雄 来季テーマは「時短」投球 菅野から刺激ノーワインドアップ挑戦 打者に時間与えん - 中日新聞

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中部運動記者クラブのプロ野球分科会表彰を受け、写真パネルを手にする大野雄

中部運動記者クラブのプロ野球分科会表彰を受け、写真パネルを手にする大野雄

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 中日の大野雄大投手(32)が25日、来季に向けたノーワインドアップ挑戦のテーマに「時短」を掲げた。初受賞した沢村賞争いで、一騎打ちとなった巨人・菅野の今季の新フォームを刺激に、変化を恐れない姿勢を強調した。

 先発投手最高の栄誉に加え、2年連続2度目となる最優秀防御率と初の最多奪三振の2冠。8年ぶりのAクラスで足場を築き、来季は優勝しかない。チームのため、2014年にワインドアップを試みて、断念して以来となるフォーム改造に乗り出す。

 狙いは「テンポの速さ」。だが一般的に、セットポジションの方が…。そんな疑問に「そんなことはない。僕の場合は一度、グラブに球を入れて一塁の方を見て、脚を2段で上げてとなるので」と説明した。

 自身のフォームを冷静に分析した結果、1球あたり1・5秒近い短縮が見込めることが分かった。先発する1試合の球数の目安として120を掛ければ2~3分。守備は短く、相手打者の思考をまとめる時間もそいでいく。

 後押ししてくれたのが菅野だった。腕から始動する新フォームを導入し、11勝ながら防御率3点台後半と精彩を欠いた昨季から、最多勝と最高勝率の2冠へと復活。何より、優勝とMVPだ。自身が担うべき役割を先取りした1学年下の右腕に「挑戦することの大切さを教えてもらった」という。

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