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Monday, November 2, 2020

「Moto3タイトル争いから多くを学んだ」ミル、スズキに20年ぶり王座を持ち帰れる? - Motorsport.com 日本

 MotoGPの2020年シーズンはすでに15戦中12戦を消化。しかしMotoGPクラスはこの終盤となっても、かつて無いほどに混沌とした争いが続いている。

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 現状は第12戦テルエルGPで3位表彰台を獲得したスズキのジョアン・ミルがポイントリーダー。2番手のファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)とは14ポイント差、3番手のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とは19ポイント差だ。

 さらに4番手〜6番手には25〜32ポイント差でライバル達が迫っており、残る3戦の展開次第では誰がチャンピオンとなってもおかしくない状況だ。

 ミルは今季未勝利にもかかわらず、多くのライバルからタイトルの有力候補として挙げられている。彼らの目利き通りに、MotoGP2年目のミルがスズキに2000年ケニー・ロバーツ・ジュニア以来20年ぶりのタイトルをもたらすのだろうか?

 幸い、ミルは2017年にMoto3王座を獲得しているライダーであり、タイトル争いのプレッシャーにさらされる経験はすでに備えていると言える。

 その点はMotoGPクラスでのタイトル争いでプラスになるかと訊かれたミルは、次のように語った。

「確かに、色々と違う部分はあるけど、あの(Moto3)タイトルと今回のタイトルは僕にとっては同じ価値なんだ。もし、最終的に僕が今年タイトルを取っても、その価値は僕がMoto3のチャンピオンに対して感じているものと同じなんだ」

「僕が少しは大人になったのも事実だし、プレッシャーも少しは理解しているし、それに上手く対処する経験もある。だからあのタイトルは僕に多くの学びをもたらしてくれたと思う」

 アラゴンGPからランキング首位に立つミル。しかし彼はだからといってタイトル争いだけに集中しているわけではなく、自分のレースへのアプローチは変わっていないようだ。

 タイトルに集中するためには考えからを変更しなければならないのかと訊かれたミルは「それ(アプローチの変更)は今まで以上に大きなミスになると思う」と答えた。

「なぜなら(アプローチを変えると)何かミスを犯す可能性があることは、誰でも知っているからだ」

「僕らは速くなくちゃいけない。でも速く走ろうとすればよりリスクを負い、ミスを犯す可能性もある」

「重要なのはバランスを見出すこと、そしてここぞという時はリスクを冒すことだ。例えば今回のレースは、前のふたりを捉えられると思った瞬間はリスクを冒した。でも無理だとわかったなら、自分自身に『このレースでは勝てないとわかっていても、なぜ更にクラッシュのリスクを冒してプッシュし続けないといけないんだ?』と自問するんだ」

「それがちょっとしたポイントだ」

「僕らには最初の数周のようにチャンピオンシップのことについて考えなくても良い瞬間もある。その瞬間僕はチャンピオンシップについてのことは考えていなかったよ」

「だけどさっきのような瞬間は考えた。そういうことなんだと思う。妥協点を見つける必要があるんだ」

 

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