
子ども一人ひとりにフォローが行き届きにくいオンライン授業。 対面授業と違ってデメリットを感じやすいオンライン授業ですが、自宅でのオンライン授業のデメリットをメリットに変えるためのコツをご紹介します。
オンライン授業とは?
新型コロナウイルスの世界的流行の影響を受け、オンライン授業が急速に広がっています。オンライン授業とは、インターネットを利用することで時間や場所を選ばずに受けられる授業のことです。もともとは海外で導入されていた授業のスタイルでしたが、日本でも新型コロナウイルスの感染抑止の観点からリモート環境での仕事や学習が推奨されるようになったことを受けて普及し始めています。現在ではパソコンやタブレットなどのIT端末が多くの家庭に普及していることも、オンライン授業を加速させる理由のひとつとなりました。 また、オンライン授業はいつでもどこでも授業が行えるという利便性の高さから、学校だけでなく塾などでも活用されています。
オンライン授業には2つの種類がある
オンライン授業は、オンデマンド型と双方向型の2種類に大きく分けることができます。それぞれの特徴を押さえておきましょう。 オンデマンド型:事前に収録された授業を視聴するタイプのオンライン授業 メリット ・視聴時間が限定されず、自分のペースで学習を進められる。 ・映像を巻き戻したり、わからなかった部分の動画を繰り返し視聴できる。 デメリット ・教師とのコミュニケーションもないため、授業に対して受け身になりやすく、モチベーション維持が難しい場合も。 双方向型:教師が行う授業をライブ配信するもの メリット ・実際の教室での授業に感覚が近く、臨場感があり、授業に身が入りやすい。 デメリット ・画面が暗くなる、音が聞こえにくくなるなどのトラブルが起こりやすい。
オンライン授業のメリット4つ
リモート環境で受けられるオンライン授業は、場所や時間を選ばず柔軟に受けることができます。それによる4つのメリットについて確認しておきましょう。 【通学時間がかからない】 オンライン授業は、自宅で授業が受けられるため、通学の時間がかかりません。通学にかかる無駄な時間を省き、その分を学習に充てることで、効率的に学習を進められるようになるでしょう。 【地域格差がない】 どこからでも同じ授業を受けられるため、地域格差が発生せず、住む場所を選ばず質の高い教育を受けることができます。学習塾の場合、優秀な講師は競争が激しい都会に集まりがちです。そのため、地方に住む学生は、都会に住む学生よりも受けられる授業の質が低くなりやすい場合があります。しかし、インターネットを活用すれば生徒の居住地は問題ではなくなり、地方でも都会と同じ水準の教育を受けられるようになるのです。 【災害時でも、緊急時でも柔軟に対応できる】 オンライン授業は、インターネット環境さえあれば受けることができるため、災害時や緊急時にも柔軟に対応できます。新型コロナウイルスの経験からもわかるように、予想外の事態が起こったとき、通常の授業は継続するのが困難です。一方、オンライン授業はネット環境さえ整っていれば授業を継続することができるため、学びを止めることになりません。 【パソコンスキルを身につけられる】 オンライン授業を受けるには、カメラやマイクを使ったり、画面共有で情報共有したり、チャット機能でテキストを送ったりと、さまざまなパソコン機能を使います。それにより、身につくパソコンスキルは、大学生や社会人になっても使えるデジタル社会のリテラシーとなるはずです。
からの記事と詳細 ( 「オンライン授業」集中テクニック大公開!デメリットをメリットに変えるコツとは!?(ベネッセ 教育情報サイト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3w2oifU
No comments:
Post a Comment