数週間前、米Lifehacker編集者で子育て中のMeghan Walbertがランニングを好きになろうと決意した(英文記事)ことについて記事を書きました。
その記事(とその続き(英文記事))に対するいくつかのコメントのなかで、「嫌いな何かを好きになる」という考え方自体への反論がありました。
では、見方を変えてみてはどうでしょうか。
つまり、嫌いだろうなと思っていることに挑戦するのは、本当に大好きになれることを見つける素晴らしい方法だと考えてみるのです。
コーヒーが苦手だった私が好きになるまで
実際、私は、今でこそ大好きなことの多くを、その方法で見つけてきました。
1つ例を挙げましょう。私はコーヒーが嫌いでした。コーヒー風味のデザートでさえ避けていたほどです。
でもある日、「まあ、苦みのきつくないコーヒーを試してみよう。カップ1杯を飲み切れたら、苦さに少しは慣れるかもしれないし」と考えました。
直観は的中しました。
1、2週間後にはコーヒーを何とか飲めるようになり、それからほどなくして、楽しめるようにまでなりました。今ではコーヒーが大好きです。ブラックで飲むくらいです。
「うまくできないから嫌い」なパターン
米Lifehackerのスタッフに似たような経験がないかと聞いてみたところ、「あるある」という返事がたくさん帰ってきました。
資産管理の記事を担当するMike Wintersの場合はこうです。
料理です!
20代の頃、私は目玉焼きもうまく作れませんでした(10年以上もの間、火力を強くしすぎていたんです)。
自分が何をしているのか、さっぱりわかっていないという自覚もありました。
そのせいで、やる気をなくすネガティブなフィードバックのループに陥ってしまい、料理を面倒な仕事のように感じていたんです。
30代になると、少し気合を入れて、ポロネギと一緒に炒めたチリやサーモンのような、超初心者レベルのレシピをいくつか試すようになりました。
ただ、料理への恐怖心が薄らいできたのは、会員制の食材宅配サービスを利用するようになってからでした。
まだ一流の料理人とは言えませんが、少なくとも必要に迫られれば、その場に合わせた料理を作ることはできます。
Mikeの話は、「うまくできないから嫌い」という場合もあることを物語っています。上達すれば、ある時いきなり、もっと楽しめるようになるのです。
食わず嫌いなパターン
さらに、米LH編集長を務めるJordan Calhounは、私が前述の質問をした時、3つのことが思い浮かんだそうです。
私は、朝のうちに運動するのが嫌いでした。
最初のうちは本当につらかった。
諦めて遅い時間に運動するのは簡単だったと思いますが、しばらくのあいだ続けたことを、今では良かったと思っています。
今ではそれを楽しんでいます。
なにしろ、忙しいスケジュールを、もっと柔軟にこなせるようになりますから。週の予定の詰まり具合に応じて、ワークアウトの時間を都合の良いように動かせますからね。
今でも、運動するぞという意欲を持ち続けられています。
時には、それがどんな感じなのかさえ、試してみなければわからないこともあります。
ゲームの仕組みを教わったことがないのに、チェスは嫌いだと断言しても良いのでしょうか?
一度も試したことがないのに、朝のうちに運動をするのが好きではないと言い切ることはできるでしょうか?
嫌いなことが好きになるパターン
私自身の経験を思い返すと、大好きなことのほとんどすべては、自分が好きだとは思っていなかったことに挑戦して見つけてきたことに気がつきました。
私が新しい経験にかなりオープンなのは、そのせいです。
コーヒーに慣れて好きになるというミッションがうまくいったので、ほかの苦いものも同じように試してみました。
そして今では、ビールも、炭酸水も、ブラック・リコリスでさえも、大好きになりました。どれも、はじめのうちはまったく耐えられなかったものです。
ですから、自分で嫌いだろうと思い込んでいる何かを、ぜひ試してみてください。
その体験のどこが好まれているのかを探し出し、それを好きになるチャンスを自分にも与えてみましょう。
もしかしたら、あなたも大好きになるかもしれませんよ。
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