
どんなに打たれてもポジティブに! 阪神・高橋遥人投手(25)が12日、阪急交通社のオンライントークショーに参加。打たれたときに下を向いてしまう癖をなくし、来季は前向きな気持ちで投げていくことを誓った。今季限りで阪神を退団し、オリックスへの入団が決まった能見篤史投手(41)を見習い、“不動心”を身につけて左のエースへと成長していく。
エースたるもの、ポジティブであれ-。阪神・高橋は打たれても下を向かずにプレーしていくことを宣言した。
「ダメだったときに下を向いてしまったら、グラウンドの中心にいるのでみんなも見ているし、それがプレーにも響くと思う。下向きにならないというか、ネガティブにならないように」
これまでは打たれたときに感情を出して下を向いてしまうことが多かった。「打たれてイライラして(周りの)誰の声も聞こえなくなることがあった」。昨年は福留にその態度を指摘されたこともあり、投手としての立ち振る舞いを見直した。
「自分がチームの代表で責任を持って投げているのに、試合の途中で下向きな姿を見せるのはやっぱり違う。去年より今年は落ち着いていたと思う」
オリックスへの入団が決まった能見をはじめ、エースと呼ばれる投手たちがどんな状況でも堂々とプレーしていた姿を近くで見てきたことも左腕の勉強になった。
「立ち振る舞いは大事。能見さんみたいに背中で示す人もいれば、西(勇)さんみたいに(感情を)前面に出していく人もいる。みんな人それぞれだけど、マイナスな部分は悟られないようにしていきたい」
打たれてもへこたれず、負の感情を見せない。それがエースへの階段だ。感情の起伏を極力出さないようにするため、高橋も普段から意識して野球への取り組み方を変えている。
「普段から前向きにやって、練習で自信をつけること(が大事)。打たれても、もっとうまくなりたいと思えるようにマインドを変えていければ」
折り紙付きの実力に強靭なメンタルが合わされば、まさに鬼に金棒。オフの間に心技体で成長を遂げ、エースへの道を歩んでいく。(織原祥平)
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