中日の小笠原慎之介投手(23)が10日、ナゴヤ球場で取材に応じ、“走り方改革"で下半身主導の投球フォームを体に染み込ませていることを明かした。外野フェンス沿いを黙々と走り込んだこの日、一見して普通のランニングではあったが、実は走るフォームと走る意識を変えていた。
「速く走るというのも大事なんですけど、無駄な力を使わずに走ることを意識してます。コンディショニングコーチの方にも聞きながら試しています」
ポイントはいかに無駄なく走るか。それは投球にも通じるという。今季の2軍戦で直球限定で投げる試合を経験したが、腕や手で強弱をつけるのではなく、下半身で力を加減する必要性を実感。走るフォームを変えることでそれが身につく。さらに走る意識を変えることは常に下半身に目を向けることが目的だ。
小笠原の太もも回りは68センチ。「(石川)昂弥には負けてるんですよ」と笑うが、がっしりした下半身は一朝一夕に手に入るものではない。だが、これまでのプロ生活で生かし切れているとはいえない状況だ。「体の中でも大きな筋肉」である太ももを中心にした下半身をこれまで以上に使えれば、新たな境地が見えてくる。
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