韓国人男性が海上で北朝鮮側に射殺されたと報じられた問題で、韓国国防省は24日、北朝鮮による射殺を確認したと正式に発表し、「蛮行だ」と強く非難した。

北朝鮮が射殺した経緯は不明だが、新型コロナウイルスの防疫措置の一環との見方が強い。殺害は「過剰対応だ」として、北朝鮮に対する韓国世論が硬化する可能性もある。

男性は海洋水産省所属の公務員。北朝鮮に近い黄海の韓国領・延坪島近くの海域で船に乗って違法漁業の取り締まり活動をしていたが、21日に船内に靴を残したまま行方不明となり、北朝鮮への越境を試みたとみられていた。

国防省は、北朝鮮が北朝鮮側の海域で男性を射殺した後、火葬したことを韓国軍が確認したとし「蛮行を強く糾弾し、説明と責任者処罰を強く求める」と要求。今回の事態に対する「全ての責任は北朝鮮にある」と警告した。(共同)