
日本一熱い男として知られる松岡修造さんは、実はもともとは消極的な性格だったことをご存じでしょうか……? 人の行動は、考え方ひとつで大きく変わるそうです。松岡修造さんの著書を4冊担当し、他にも多くのベストセラーを生み出す凄腕編集者の柿内尚文さんに、人生を豊かにする考える技術について教えてもらいます。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は柿内尚文『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』(かんき出版)の一部を再編集したものです。 ■「考える」には邪魔ものがたくさん! 考えることは大切だとわかっていても、考えることは面倒ですよね。頑張って考えようと思っても、「考える」ではなく「考えてるつもり」になっていることもよくあります。テーマのまわりをぐるぐるとループしているだけで、まったく解決に向かわない。そんな経験、ないでしょうか? そう。「考える」ことには、邪魔をする因子がたくさん存在しているのです。 「集中力がなかなか続かない。すぐ違うことを考えてしまう」 「どうやっていいか、考える方法がわからない」 「周囲に忖度してしまい思考停止状態」 「情報不足でどこから考えていいかわからない」 「過去の経験を過信して、それが通用しなくなっていることに気づいていない」 「そういうものだと決めつけていて、考えないですませようとする。ついつい、思い込みで決めてしまう」 ざっと、こんなところが阻害因子になっています。 「考える」ことは面倒だし疲れます。もともと、人間はできるだけ考えないで生きられるように脳ができているからです。
■「考える」をクセにすると「行動」が変わる 「思う」は自然に起こるのに、「考える」は意識的にやらないとなかなかできない。意識的にやろうと思っても、邪魔するものがたくさんある。 でもご安心を。 阻害因子は、「考える技術」を身につけることで大幅に解決できるはずです。 たとえば、「続かない集中力」はノートを活用してください。頭の中だけで考えるよりもずっと集中力が高まるはずです。大切なのは、毎日の積み重ねです。 ほんの小さなことでも、1週間、1カ月、1年と積み重ねていくことで確実に変化していきます。気がつけば、考える技術が身につき、行動が変わり、脳も変化します。そうなるとおもしろいもので、その影響力は周囲にも広がっていき、他人の考え方や行動をも変えていくのです。 よく、「人を変えたければ、まずは自分が変われ」といいますが、それはつまりこういう構造なんだと思います。 東大に行ける人と行けない人は「勉強の技術」に差がある 以前、東大出身者に取材をしたことがあります。そのときに、東大生にはガリ勉タイプが意外に少ないという話を聞きました。 ならば、東大出身者はもともと地頭がいいから東大に行けたのでしょうか? 地頭がいいとは、自ら考え抜く力があり、考察力や判断力などに優れ、コミュニケーション能力が高い人のことをいいます。いわゆる「頭のいい人」が地頭がいいといわれる人です。 でも、取材を進めていってわかったことがあります。 東大出身者の多くが、勉強をはじめる前に、まず勉強法を学び、どうやって勉強したら効率的に結果につなげられるかを考えていたのです。 たとえば、これは有名な勉強法ですが、「数学は先に答えを見て、そこから解法を学んでいく」などです。 一方で、こんな話、よく聞きませんか? 英単語の勉強をいつもAからスタートして、途中で挫折。なので、やたらAの単語ばかり暗記していて、SやTから始まる単語は覚えられていない。日本史で縄文・弥生時代だけやたら詳しい。でも、明治以降はまったくダメ。 なにを隠そう、僕がそうでした。 東大生は効率的でムダがない。一方で僕のような平凡な学生は頭から順に勉強していき、途中で挫折。その積み重ねが、東大に行けるかどうかの差になっているということだったんです。 勉強の技術も、考える技術と同じです。目的を設定して、目的に効率的にたどり着くための技術を身につけ、実践していく。技術を身につけるだけで、結果は大きく変わっていくのです。
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August 29, 2020 at 09:16AM
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