古田肇知事は７日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が心配される夏休みやこれから迎えるお盆休みについて、「油断なく過ごしてほしい」とする県民へのメッセージを出した。県をまたぐ帰省や旅行は、目的地の最新の感染状況を踏まえて慎重に判断したり、大人数での会食、バーベキュー、カラオケなどは回避したりするよう求めた。
６日までの１週間で確認された家族内感染は４５人と全体の４割強を占め、前週の２８人から急増している。このため、家族内での感染防止対策として家族同士で手洗いを励行したり、外出先を確認し合ったりするよう要望。重症化するリスクが高い高齢者への感染には特に注意を払ってほしいとした。
名古屋市での酒類を伴う会食の回避を求めた県独自の「第２波非常事態」緊急対策では、新たに「在住外国人への対応」が追加された。美濃加茂市の格闘技道場と可児市のスポーツジムで発生しているクラスター（感染集団）では、計３９人のうち県内在住の外国人が２５人と目立っているためだ。民間ボランティアの通訳を確保し、感染者や接触者への聞き取り調査を進め、教会など外国人が多数集まる場所では感染予防の啓発を行うとした。
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August 08, 2020 at 09:53AM
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【岐阜】知事「帰省や旅行判断慎重に」 - 読売新聞
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