
既存の枠組みにとらわれず「自分たちが面白いと思うこと」を追求するインディペンデントな人々を大特集。自由な発想から生まれるアート、食事、音楽、ファッション、話題のコミュニティからビジネスモデルまで、“インディー“の最前線にせまった。今回は、玄米で世の中を変える──そんな大それた夢を実現しようと仕掛ける“アンテナショップ“を紹介。 【写真を見る】お店のようす&人気料理をチェック!
YUWAERU
蔵前グルメの代名詞となっている「結わえる」がオープンしたのは、2009年(12年に現住所に移転)のこと。お隣の「Nui.」に負けず劣らずの集客力を誇るごはん処なのだが、実はこの店、ただ利潤追求を目的とした店ではない。運営会社「結わえる」の代表である荻野芳隆氏が目指したのは、おいしい玄米で世の中を変えること。抜群に栄養価が高い玄米によって、好きなものを食べても飲んでも、一生太らず病気にもならないライフスタイルを提案したい──そんな思いを遂げるため、苦心に苦心を重ね、ようやく完成させた「寝かせ玄米」のおいしさを知ってもらう場なのだという。 「『寝かせ玄米』は玄米に小豆と天然塩を加え、圧力釜で炊いてから丸4日間寝かせて熟成させる炊飯技術。これによりもちもちで軟らかく、甘みと旨味が凝縮した、玄米の概念を覆すくらいおいしいごはんができるんです」。そう語る前田敏幸さんは、19年に料理長に就任し、店長を兼任。割烹出身ならではの繊細な和食系メニューで高い評価を得ているものの、「今後はジャンルにとらわれず、玄米に合うさまざまな旨いものを季節に合わせて提供したい」と話す。なにげなくメニューを見ていると、表紙に蔵前の有名な革工房である「m+(エムピウ)」のロゴが。聞けば「m+」の革表紙、草木染めの「maito」による染色が施された中紙を使用し、文具店「カキモリ」で製本された完全なる“メイド・イン・クラマエ“メニューブックなのだという。 「いまは家の近所の立石に入り浸ってますが(笑)、蔵前のメンバーとも仲良く呑みたいと思っているんですよね」 シャイな前田店長が蔵前コミュニティの一員となる日も、そう遠くはないはずだ。 工場をリノベーションした全50席ほどの店内は、平日、週末を問わず多くの客でごったがえす。日本酒や地ビール、季節の酒肴料理が充実したディナーだけでなく、セルフサービス形式のランチも人気。「寝かせ玄米」に日替わりの主菜、おばんざい2品、汁物や漬物などがつく「ハレ箱膳定食(1100円)」は超おすすめだ。併設するよろずや(営11:30~17:00)では、全国津々浦々から厳選した完全無添加の食材、酒、調味料、そして自社農園や提携農家で生産された無農薬野菜などを販売。もちろん玄米や雑穀も手に入る。 INFORMATION 東京都台東区蔵前2-14-14 TEL:03-5829-9929 営:ランチ 11:00~14:00、ディナー 休業中、物販 11:30~17:00 休:日
文・飴李花 写真・干田哲平
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June 16, 2020 at 06:15AM
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“おいしい玄米”を求めて若者たちが列をなす、蔵前・YUWAERUとは?(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース
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