
フィギュアスケートファンなら誰もがあるお気に入りのプログラム。ときにはそれが人生を変えることも――そんな素敵なプログラムを、「この人」が教えてくれた。 【画像】羽生結弦 メダリスト・オン・アイス2019 フォトギャラリー 私が愛したプログラム(2)本田武史(コーチ、解説者)『カサブランカ』カート・ブラウニング 僕が一番好きなプログラムは、カート・ブラウニングが1994年リレハンメル五輪で演技したフリー『カサブランカ』(振付/サンドラ・ベジック)です。もともと彼のことが大好きで、プログラムは何回も見ていたのですが、やはりこの年は衝撃的でした。ちょうどプロがオリンピックに1回だけ復帰ができるというシーズンで、アマチュアとプロが一緒に競技会に出た大会だったということもあると思います。 エンターテインメントの要素があったこのプログラムで僕が気に入ったのは、途中、踵(かかと)でステップを踏むところ。彼のプログラムは、ちょっと試合っぽくないところがあり、すごく魅せる演技で、音の取り方と体の使い方が好きでした。ステップもいいですけど、ジャンプで、イーグルからトリプルサルコウ+トリプルループのコンビネーションが衝撃的でした。「ここから行くの?」という驚きがありました。
『カサブランカ』のテーマや思いについてですが、カートさんは、そのキャラクターになりきって氷の上で表現している選手だったので、やはり何回見てもいいプログラムだなと思います。演技中にポケットに手を入れたりするなんて、競技会ではなかなか見ないじゃないですか。そういうことをプロとして表現していた選手が、それをオリンピックでやるということがすごかったです。 競技プログラムでありながら、アイスショーで見るような演技でした。間の取り方や、プログラム全体の空気感は誰も真似できないし、カートさんにしかできない雰囲気の作り方がありました。 『カサブランカ』を振り付けたサンドラ・ベジックさんは、「スターズ・オン・アイス」の総合演出をしている振付師の方です。何度もお会いしていますが、元ペアスケーターで、札幌五輪のカナダ代表です。 フィギュアスケートの人気が高かった当時のアメリカでは、「スターズ・オン・アイス」は大人気のアイスショーでした。それを手がけながら、ブライアン・ボイタノ、クリスティ・ヤマグチ、タラ・リピンスキー(いずれもアメリカ)という五輪金メダリスト3人のプログラムも作っていました。すごく表現にこだわりのある方で、ローリー・ニコルさんが出てくる前の著名振付師と言えます。
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June 15, 2020 at 04:10AM
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本田武史が衝撃を受けたプログラム。 「競技なのにショーみたい」(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース
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