
この長い歴史のなかで、それまでの自動車の常識を変えるほどインパクトがあったクルマが、数多く存在します。
そこで、世界中のメーカーに影響を与えた国産車を、3車種ピックアップして紹介します。
●ユーノス「ロードスター」
バブル絶頂期の1989年に、マツダが展開していたブランドのひとつ、ユーノスから2シーターオープンカーの「ロードスター」が発売されました。
ロードスターの発売以前から日本でもオープンカーは少なからず作られていましたが、シェアは圧倒的に輸入車が多く、1989年当時、国産メーカーはオープンカー(乗用車)の生産から撤退していました。
そうした状況のなか、満を持して発売された「ロードスター」は、2シーターオープンカーという用途が限定されてしまうクルマでありながら、安価な価格と軽快な走りによって、手軽に乗れるスポーツカーとしてヒットします。
また、スポーツカーが自動車文化として根ざしたアメリカでも大ヒットを記録するなど、世界的にロードスターは受け入れられました。
ロードスターの成功によって、トヨタ、ホンダなど国内メーカーだけでなく、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、BMW、ローバー、フィアットといった欧州メーカーも、オープン2シーターを矢継ぎ早に発売するという現象を巻き起こします。
イギリス車を中心に隆盛を誇っていた2シーターオープンカーの火は、1980年代に消えかかっていましたが、ロードスターが再燃させました。
●ホンダ「NSX」
ホンダは1986から北米で高級車ブランド「アキュラ」を立ち上げていましたが、そのアキュラのフラッグシップとなるスポーツカーの開発が急務でした。
そこで、1989年2月のシカゴ・オートショーに「NS-X」という名で、次世代型スポーツカーのプロトタイプが出典され、翌1990年に正式な車名として「NSX」に改められ日米で販売が開始されました。
世界初のオールアルミのボディに、新開発の3リッターV型6気筒エンジンをリアミッドシップに搭載。ドイツのニュルブルクリンクで鍛えられた足まわりと、高い空力性能により、和製スーパーカーと呼ばれます。
NSXは走行性能だけでなく、乗り心地や高い実用性も追求されていました。実際に、後部のトランクには2組のゴルフバッグを積むことができ、5速MTに加えイージードライブが可能な4速ATも設定されるなど、気負いすることなく運転することができるスーパーカーでした。
一方で、当時はスーパーカーに実用性や快適性は求められておらず、NSXを批判する意見もありました。しかしフェラーリやランボルギーニはNSXの高い品質を目の当たりにして、後のモデルでは大幅な品質向上に務めることになります。
なお、NSXが発売されたころはバブル絶頂期ということもあって、日本での発売時にはすでに3年分のバックオーダーを抱えていたといいます。
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